マーチエキュート神田万世橋

明治時代末期に建設され、東京駅が開業するまでは中央線の起点として栄えた旧万世橋駅と、今なお現役でJR中央線を支える鉄道高架橋「万世橋高架橋」をリノベーションした商業施設。「万世橋駅サロン」をコンセプトに、美しい赤レンガの建築、リズム感あるアーチ型の内部空間、かつてホームへ続いていた階段など歴史的に貴重な遺構をそのまま活かすかたちで設計された。歴史と伝統に時代が調和した空間に身を置くと、旅情と郷愁が掻き立てられる。

旧ホーム部分は「2013プラットホーム」として整備され、実際に駅構内を歩く気分で回遊できるほか、ガラス張りの展望カフェデッキも。北側の「ノースコリドー」にはレストランカフェや神田川に向かって開放されたオープンデッキ、南側の「サウスコリドー」にはアクセサリーショップやノンアルコール＆低アルコールを提供するバーなど趣味嗜好性の高いショップが並ぶ。